@inproceedings{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00219687, author = {岡本, 翼 and 石岡, 卓将 and 椎名, 亮太 and 福井, 達也 and 小野, 央也 and 藤原, 稔久 and 谷口, 友宏 and 藤橋, 卓也 and 猿渡, 俊介 and 渡辺, 尚}, book = {マルチメディア,分散,協調とモバイルシンポジウム2022論文集}, month = {Jul}, note = {複数のユーザが同一の仮想現実 (Virtual Reality: VR) 空間に接続して臨場感あふれる体験を相互に共有できるコンテンツの広がりとともに,VR 映像,すなわち 360 度映像のネットワーク伝送に対する需要が高まっている.一方で,従来の 360 度映像伝送では高解像度化や複数ユーザによる同時視聴に起因する高トラヒック化,映像符号化に起因する高遅延化によってユーザの体感品質低下をもたらす.トラヒックを削減する 1 方法として,各ユーザの視聴情報を元にユーザが視聴する可能性が高い映像領域のみをサーバが符号化・伝送する方法が考えられる.しかしながら,ユーザの視聴領域は時間変化するため,遠方のサーバが符号化した映像領域とユーザが実際に視聴する映像領域がずれることで体感品質低下をもたらす場合がある.本稿では 1) 映像符号化に起因する遅延量増大,2) 高解像度に起因するトラヒック増大,3) ユーザ視聴領域の時間変化に起因する品質低下に対処するために,各ユーザの視線情報を用いた低トラヒック 360 度映像伝送手法を新たに提案する.具体的には,360 度映像のタイル分割と低遅延符号化技術 JPEG-XS を組み合わせた遅延削減,複数ユーザの視線情報に基づいた映像符号化制御および伝送制御によるトラヒック削減,エッジサーバ導入と映像再圧縮 (トランスコード) によるユーザ視聴領域の追随を通して,複数ユーザに対する低遅延・低トラヒック・高品質 360 度映像伝送を実現する.360 度映像および対応する複数ユーザの視線情報を用いた性能評価から,提案手法は同程度の映像トラヒック下において従来手法に対してより高品質の 360 度映像を各ユーザに伝送できることを示した.}, pages = {801--808}, publisher = {情報処理学会}, title = {視線情報を用いた低トラヒック360度映像伝送に関する一検討}, volume = {2022}, year = {2022} }