@inproceedings{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00219639, author = {吉原, 直輝 and 小坂部, 恭輔 and 大村, 廉}, book = {マルチメディア,分散,協調とモバイルシンポジウム2022論文集}, month = {Jul}, note = {近年,高齢者ドライバーの事故増加が著しくその防止が強く望まれている.ドライバイングシミュレータや運転試験によるスコアを用いて高齢者ドライバーの運転特徴の分析を行なった研究があるが,試験時など特定の状況下における運転データに基づくものであり,実際の運転特徴とは異なる可能性がある.本研究では実際に日常で用いられる業務車両に取り付けた衝突警報システムデータを用いて,日々の運転データを取得した.そして,計測したデータを用いて高齢者と非高齢者を識別する識別モデルを作成した.結果,適合率 0.86,再現率 0.84で高齢者と非高齢者を識別できることが判った.また,この時重要度の高かった特徴量およびその非高齢者に対する差として,車間距離警報の発生回数が増加する,車間距離警報発生時の車速が増加する,低速時衝突警報発生時の車速が増加するなどの傾向があることが分かった.高齢者ドライバーにはより広い車間距離の維持や早めのブレーキなどを意識してもらい,余裕をもって周囲の危険に注視するよう注意喚起することが重要であると考えられる.}, pages = {467--473}, publisher = {情報処理学会}, title = {大規模運転警報システムデータを用いた高齢者ドライバーの特徴分析}, volume = {2022}, year = {2022} }