@inproceedings{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00219631, author = {山本, 剛生 and 土田, 修平 and 寺田, 努 and 塚本, 昌彦}, book = {マルチメディア,分散,協調とモバイルシンポジウム2022論文集}, month = {Jul}, note = {LED を用いた電飾は,多くの人を魅了する手段の一つとして日常生活で広く普及している.LED の電飾は観客に対して喜びや感動といった感情を想起させ,電飾を構成している発光パターンの種類によって観客が抱く感情は異なる.そのため,観客に特定の感情を与える LED の電飾を演出する場合,その電飾を構成する LED の発光パターンを適切に設計することが重要である.しかし,発光パターンは制作者の経験やセンスに基づいて作られており,制作者が意図した感情を観客に与えられていない可能性がある.LED の発光パターンがどのような感情に影響を与えるのかを調査し,LED の発光パターンとそれが与える感情との関係が分かれば,制作者の電飾に対するコンセプトを観客に伝えることができる.そこで,本研究では LED の発光パターンが感情に与える影響を調査し,感情と発光パターンの関係を明らかにすることを目的とする.まずは,単純な LED の発光パターンと感情の関係を明らかにするため,1 ドットの LED の発光パターンが人の感情に与える影響を調査する.4 つの要素を組み合わせて作成した基礎パターンと映像を LED に出力した映像パターンがどのような感情に影響するのか調査した.実験結果より,赤色は怒り,青色は悲しみに影響を与えるといった,色彩による感情への影響があることがわかった.また,色や明るさが不規則に変化する複雑な発光パターンのほうが不思議に影響を与えやすいことがわかった.回帰分析の結果,全パラメータの中で LED の発光パターンの 1 周期の時間が複数の感情にとって重要な要素であることがわかった.}, pages = {412--423}, publisher = {情報処理学会}, title = {1ドットLEDの発光パターンが感情に与える影響}, volume = {2022}, year = {2022} }