@inproceedings{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00219598,
 author = {大河内, 悠磨 and Hamada, Rizk and 山口, 弘純},
 book = {マルチメディア,分散,協調とモバイルシンポジウム2022論文集},
 month = {Jul},
 note = {IoT・センシング技術の進化により,人々の周辺環境のデータを取得し活用するアプリケーションが数多く開発されている.特に 3 次元距離センサから得られる 3 次元点群は被写体の形状を立体的に取得できる利点があり,プライバシー侵害リスクも低い.一方で,既存の距離センサの多くは高性能コンピューティングを前提とした据置型デバイスであるため,使用形態に制約が多い.本稿では,我々の研究グループで開発している,小型の 3 次元距離センサを搭載した軽量可搬型の 3 次元空間センシングデバイスの設計開発について述べるとともに,同デバイス上でリアルタイム実行可能な 3 次元点群の物体認識手法を提案する.同手法では,センサから得られる距離情報から周辺環境の 3 次元点群を取得し,それをグリッド分割した点群に対する特徴量抽出を行う.次に特徴空間上で事前にパラメータ推定した GMM に対し,Fisher Vector に基づく特徴量表現を行い,被写体の形状を識別するためのシグネチャを得る.得られたグリッド毎の特徴量に対し,サポートベクターマシンでクラス分類を行い,点群に対するクラスラベルを付与する.開発したデバイスを用いたデータセットによる評価の結果,提案手法は人や椅子に対し 91.8 以上の AP を達成した.また,同デバイス上での処理レートは 28.2 フレーム/秒であり,エッジデバイスでも十分高速に物体検知処理を実行可能であることがわかった.},
 pages = {171--178},
 publisher = {情報処理学会},
 title = {軽量可搬型3次元空間センシングデバイスの設計開発},
 volume = {2022},
 year = {2022}
}