@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00219158, author = {田之頭, 吾音 and 川口, 一画}, issue = {34}, month = {Aug}, note = {我々は先行研究において,作業中の遠隔二者間の対話生起を目的に,物理アバタを用いてユーザの視線をアウェアネス情報として相互に伝達するシステムを提案した.提案システムでは,視線の検出および提示が可能な物理アバタを用いて視線を伝達し合い,アバタを介して遠隔地間において相互注視が行われた場合に音声通話を開始する機能を実装した.ただし,話しかけとその受理に関する視線以外の情報は共有されないことから,話しかける前の相手の作業状況(作業への集中度)が分からず,相手が応答可能であるタイミングが分からなかった.そこで本研究において,提案システムを拡張し相手の集中度を提示する手法を提案する.集中度の提示手法の設計にあたり,対面での作業中に対話が開始する際の行動を調査した.調査では,研究室内において作業中の様子を撮影し,対話が開始される前の行動を分析した.分析結果より,対話開始時には,話の受け手が作業対象物に向かいつつ背もたれに寄りかかる姿勢を取る場面が見られた.本結果から,物理アバタの周辺に作業対象物を物理的なアイコンとして配置し,アイコンに対する姿勢の変化を用いて相手の集中度を表現する手法を提案する.}, title = {物理的なアバタを用いたアウェアネス支援のためのオフィス環境における対話開始場面の調査}, year = {2022} }