@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00219155, author = {飯塚, 陸斗 and 川口, 一画}, issue = {31}, month = {Aug}, note = {多人数ビデオ会議において,円滑な話者交替を行うことは,対面会議と比較して困難である.これは多人数ビデオ会議において,参与役割(誰が次の話者であるか等)を把握することが困難であることに起因すると考えられる.そこで本研究では,多人数ビデオ会議において参与役割の把握を支援し,話者交替を促進するシステムを提案する.我々はシステムの実装にあたり,参与役割の推定および提示方法を検討した.まず,対面会議では参与役割の把握に視線配布が用いられるという知見に基づき,各参加者の視線情報を取得・提示するシステムを実装した.提示手法として,各参加者の視線情報より参与役割を推定しウィンドウサイズを変化させる手法,および視線配布を直接矢印としてビデオウィンドウに重畳表示する手法を実装した.比較実験の結果,参与役割に応じてウィンドウサイズを変化させる手法において,参与役割の把握および話者交替が促進されることが示唆された.一方で,視線は不随意の運動を伴うため,ウインドウサイズやベクトル方向が頻繁に変化し会議への集中度が低下すること,参与役割の調整のための能動的な制御が困難であること,さらにアイトラッキングの精度不足等の課題が示唆された.そこで我々は,視線と同様に対面会議において参与役割の把握に用いられる身体配置(各参加者の位置および方向)を再現するシステムを提案する.}, title = {多人数ビデオ会議における話者交替のための参与役割の提示手法}, year = {2022} }