@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00218839, author = {芹澤, 歩弥 and 吉平, 瑞穂 and 野崎, 真之介 and 中原, 正隆 and 馬場, 昭 and 窪田, 歩 and 三宅, 優 and 大木, 哲史 and 西垣, 正勝}, issue = {34}, month = {Jul}, note = {掌紋認証は,人間の手のひらの紋様を利用した生体認証アルゴリズムである.特殊な装置を必要とせず,カメラを用いて非接触で取得できるため,可用性が高く.得た生体情報のみで認証を行う ID レス認証であるため,利便性が高い.さらに,生体情報を提示する際のユーザの心理的負荷が比較的小さいため,受容性にも優れる.しかし,掌紋認証では,撮影する度にユーザの手の姿形が異なるため,認証に用いる掌紋領域を安定して抽出することが難しく,認証精度が低下してしまう.さらに,ID レス認証であることは大きな利点であるが,登録された全ユーザの中から,生体情報を提示したユーザを特定する必要がある.現状,提示された生体情報と登録された全ユーザの生体情報に速度を重視した照合処理を適用することでユーザの順位付けを行った後,精度を重視した照合処理を行うことで真に正当なユーザか検証している.しかし,この順位付けにおいて全ユーザとの照合処理を必要とするため,認証速度にも課題を抱えている.ここで,Google 社が,マルチメディアデータを利用した機械学習用フレームワーク MediaPipe を公開している.本研究では,MediaPipe を用いて,画像中の手のひらから推定された 21 点の座標情報(骨格情報)を利用した各種課題の解決を検討する.掌紋認証は,手のひらを撮影して生体情報を取得することから,掌紋認証において MediaPipe は追加の機器を必要とせず,親和性が非常に高いと言える.本稿では,以上の課題の中でも,MediaPipe を用いて得られた骨格情報を用いて全登録ユーザの順位付けを行うことで,掌紋認証を高速化する基礎検討について結果を報じる.}, title = {骨格情報を用いた1対多掌紋認証のN位認証率向上に関する基礎検討}, year = {2022} }