@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00218774, author = {後藤, 隼人}, issue = {15}, month = {Jun}, note = {断熱量子計算(量子アニーリング)は,ゆっくりと変化するハミルトニアンの固有状態に系の状態が追随するという量子断熱定理に従って組合せ最適化問題などを解く量子計算手法である.東芝は 2016 年,非線形振動子の量子断熱的な分岐現象によって組合せ最適化問題を解く量子分岐マシンを提案した(https://doi.org/10.1038/srep21686).その後 2019 年に,量子分岐マシンの古典対応物の運動方程式を並列計算で高速にシミュレートすることで組合せ最適化問題を解く「シミュレーテッド分岐アルゴリズム」を発表し(https://doi.org/10.1126/sciadv.aav2372),2021 年にはその改良版を発表した(https://doi.org/10.1126/sciadv.abe7953).本講演ではシミュレーテッド分岐アルゴリズムを中心に,背景となった量子分岐マシンや最近の進展について解説する.}, title = {シミュレーテッド分岐アルゴリズム -断熱量子計算から発見された組合せ最適化手法-}, year = {2022} }