@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00218771,
 author = {佐藤, 慎太郎},
 issue = {12},
 month = {Jun},
 note = {組合せ最適化問題の求解アルゴリズムは現在まで多数の種類が提案されているが,その中でも連続変数を用いるアプローチが存在する.特に近年,光学系を用いるものとして Coherent Ising Machines (CIM) が提案されている.このようなアプローチの計算機は数々の実験的検証から,高い求解性能を示す場合があることが報告されているが,Simulated Annealing や Quantum Annealing など他のアルゴリズムと比べ,その求解原理や計算性能についての理論的な理解は進んでいない.本研究では平均場近似を行った CIM の数理モデルに,補助変数を導入した数理モデルを提案する.提案モデルでは補助変数を時間依存する Lagrange 未定乗数とみなすことにより,先行研究に比べ最適化計算における系の性質が議論しやすくなるという特徴を持つ.さらに特定クラスのランダム行列を用いて,最適化計算過程において出現する局所解と求解正答率との関係を実験的に検証し,計算過程序盤に出現する多数の局所解が求解性能を低下させている要因であることを示唆する結果を得た.},
 title = {連続変数を用いたイジング最適化における局所解の影響},
 year = {2022}
}