@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00218736,
 author = {中山, 友里歌 and 植田, 桂広 and 鴨川, 翔太 and 松崎, 公紀},
 issue = {6},
 month = {Jun},
 note = {不完全情報ゲームにおいて,見えない情報を推定することは重要だと考えられている.不完全情報ゲームのひとつである大貧民における手札推定の研究は,吉原,大久保「コンピュータ大貧民における手札推定の有効性について」(2013,情報処理学会研究報告)に遡る.その論文では「手札推定が強さに与える影響は ±1% 程度である」と,手札推定はあまり有効でないと考察されている.(大久保の Web ページに置かれたその発表スライドでは,その実験結果が疑わしいこと,推定確率と得点に線形な関係が見られることが示されている.)本研究は,上記論文をより細粒度に追試するものである.具体的には,改造サーバから得た相手手札をもとに正しく推定するカードの選択方法として 4 つの方法を定義し,対戦実験により手札推定の効果を評価した.その結果,プレイヤ間で均等にカードを推定するよりも,全体の中で特徴的なカードの持ち主を推定することが有効であること,強いカードよりも弱いカードを推定することが有効なことなどの知見を得た.},
 title = {コンピュータ大貧民における手札推定の有効性についての再評価と考察},
 year = {2022}
}