@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00218484,
 author = {齋藤, 康之 and 中村, 栄太 and 饗庭, 絵里子 and 金子, 仁美},
 issue = {25},
 month = {Jun},
 note = {ピアノ運指データは,音楽教育や演奏解析,演奏支援などの研究における重要な資料であるが,研究に利用できる電子データは不足している.その背景には,全ての音符に対して運指番号が付与された電子データは収集コストが高いという問題がある.一方で,運指推定の研究が盛んに行われており,比較的高い精度での推定が可能な手法が提案されている.本研究では,運指推定のモデルを用いることで,一部の音符に付与された運指ラベルから,全ての音符の運指ラベルを高精度で補完する方法について調べる.5 本の指の内,特に中指のラベルが補完する上で最も効率が良いことが分かった.また,モデルによる運指推定の不定性を用いてラベル付けの箇所を最適化すれば,約 50% の音符に対するラベル付けから,全体の運指ラベルが約 94% の精度で補完できることが明らかになった.この結果により,大規模ピアノ運指データ収集や動画を用いた効率的な運指自動検出技術や,運指の知識獲得の実現が示唆された.},
 title = {モデルによる補完を用いたピアノ運指の効率的なラベル付けの検証},
 year = {2022}
}