@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00218358,
 author = {増田, 智也 and 御手洗, 彰 and 棟方, 渚},
 issue = {33},
 month = {Jun},
 note = {本稿では,振動提示による音楽体験の向上を目指すために,音楽聴取中の振動提示手法の差異が,音楽体験の向上に及ぼす影響を調査した.音楽体験は,複数の感覚情報が相互に作用するマルチモーダルな体験となっている.聴覚のみならず,複数の感覚情報が相互に作用することで,音楽体験が向上することが示唆される.感覚情報の中でも,振動触覚は,耳だけでなく身体全体で音楽を感じることができるため,体験の向上に寄与する可能性が高いと考えられる.このような背景から,振動刺激を用いた音楽体験の向上を目的とする研究やシステムの開発は数多く行われている.一方で,振動刺激のような楽器音を強調するようなモダリティは,聴取者の選択的聴取の傾向を強制的に変化させる効果をもつ可能性があり,この効果が音楽体験に与える影響は未知である.そこで,本研究では振動提示の音楽体験の向上を目指すために,振動提示が選択的聴取の傾向と聴取者の音楽体験に与える影響を調査した.実験では,楽曲の音源波形を振動刺激として提示する手法と楽曲を構成する楽器音に対応する振動を複数同時に提示する手法を用いて,音楽体験の印象にどのような違いがあるかを評価する.},
 title = {音楽聴取中における振動提示手法の差異が音楽体験の向上に及ぼす影響の実験的調査},
 year = {2022}
}