@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00218340,
 author = {佐伯, 拓海 and 城, 一裕},
 issue = {15},
 month = {Jun},
 note = {本論では,海洋性発光細菌をインクとして用いたデジタルスクリーン製版による映像表現について,その現状を報告する.海洋性発光細菌とは,イカの体表などに付着し共生する微生物であり,ある一定密度増殖すると発光することが知られている.これまでそれら細菌やカビなどの微生物をインクとして用いた芸術表現の実践が,ペニシリンの発見者であるアレクサンダー・フレミングによる微生物絵画を始めとして,アメリカ微生物学会の主催する寒天培地芸術コンテスト(Agar Art Contest)などにおいて数多く行われている.本研究では,これら先行事例を踏まえ,微生物を絵画を描画する静的なインクとしてではなく,生命活動に伴う変化を考慮した動的なインクとして扱うことで,ピクセルやフレームレートに規定されるいわゆるデジタル映像とは異なる映像表現の実現を目指している.現段階では,液体培養した発光細菌を増粘剤を用いてインク状に加工し,デジタルスクリーン製版技術を用いて印刷することを想定しており,今回は,1000μL マイクロチューブサイズで粘度を高めた液体培地での培養,複数種類の増粘剤を用いたインク,ならびに,今後の作品制作に向けた検討,について報告する.},
 title = {海洋性発光細菌をインクとして用いたデジタルスクリーン製版による映像表現の検討},
 year = {2022}
}