@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00217844, author = {中川, 博貴 and 青木, 工太 and 槇原, 靖 and 八木, 康史}, issue = {31}, month = {May}, note = {近年の新型コロナウイルス感染症の拡大や高齢化社会などに伴い,ICT を用いたオンライン高齢者支援システムが注目されている.リモートケアシステムに顔画像解析技術を応用することで,視線推定による集中度の測定や,表情認識によるうつ病などの健康の変化への気づきなどのさらなる発展が期待できる.本研究では,高齢者に特化した視線データセットを構築し,さらにその有効性を検証するため,深層学習手法を用いた視線推定に関する基礎実験を行った.視線データ収集実験では計 128 人のデータを収集し,視線情報の真値をつけられた顔画像が計 235,107 枚得られた.そして,VGG-16 をファインチューニングして視線方向のクラス分類を用いた簡易的な視線推定を行った結果,誤差は 4.90cm であった.また,推定結果から,アピアランスに基づく視線推定において瞳孔の見え方の重要性が確認でき,加齢による瞼や皮膚のたるみといった問題を抱える高齢者の視線推定が従来手法で十分な精度が得られるかどうかを検証する必要性が確認できた.}, title = {高齢者向け視線推定技術開発のためのデータセット構築と基礎実験}, year = {2022} }