@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00217532,
 author = {坂本, 唯斗 and 御手洗, 彰 and 棟方, 渚},
 issue = {9},
 month = {Mar},
 note = {観光地や鉄道沿線,商業施設では,集客を目的とした様々なイベントが行われている.中でもスタンプラリーは,様々なスポットのスタンプを集めるといったルールで行われ,子供からお年寄りまで容易に参加することが可能である.スタンプラリーは,参加者の回遊性の強化,滞在時間の延長などの効果がある.参加者を様々なスポットに誘導することができれば,経済的利益の取得機会を実施地域全体に付与することが可能となる.しかし,スタンプラリーを完遂することなく途中で辞めてしまう人は少なくない.多くの参加者にとってスタンプラリーはメインイベントではないため,回遊中のモチベーションの維持が難しい.そこで本研究では,スタンプラリーにおけるモチベーションの維持に着目し,既存の取り組み(景品の付与など)が参加者の行動にどのような影響を与えるのかを実験的に調査する.具体的には,従来より取り入れられてきた景品の付与と景品獲得までの負担感を軽減するような仕掛けについて,それらと参加者の行動との関係を調査した.これらの仕掛けに加え,リアルタイム通知で案内される「隠しイベント」を取り入れ,参加者の行動への影響について調査を行った.結果から,景品のみ,負担感軽減(ラリーポイント 2 倍)のみ,景品と負担感軽減の 3 条件において,景品と負担感軽減の組み合わせが参加者の回遊行動の活発性を最も高める結果となった.また,隠しイベントとして,隠しスポットを用意して通知を行った結果,約 83% の参加者が隠しスポットに訪れた.得られた結果から,それぞれの仕掛けにおける参加者行動への影響について考察を行った.},
 title = {スタンプラリー型イベントの参加者の回遊に関するモチベーションの実験的調査},
 year = {2022}
}