@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00217504, author = {小泉, 康一 and 大槻, 正伸}, issue = {1}, month = {Mar}, note = {2 人のプレイヤーがそれぞれ手札を 1 枚ずつ同時に出しそれらの強さを比較して勝負するカードゲームにおいて,その勝敗判定は公開した手札同士をお互いに見て判断することが一般的であろう.ここで,手札のカードを公開せずに勝敗のみを知ることができると,手の読み合いの必要度が変化し,それ以外の部分は同じルールでのゲームであったとしても,より面白いゲームになる可能性がある.勝敗のみを知るための単純な案としては公平な第三者に勝敗を判定する審判役となってもらうことが考えられるが,カードベース暗号のテクニックを用いると公平な審判が不在でもカードを公開することなく勝敗のみを正しく知ることができることがわかった.そのような新しいプロトコルを考案したので本稿にて提案する.プロトコル実行の前準備としてゲームで使用するカードと同一のセットを 1 から 2 セットと,勝敗表を作成するための特殊カードを必要とする.}, title = {対戦カードゲームにおいて強さを公開することなく勝敗のみを知りゲームをより面白くできる可能性のある新しい秘密計算カードプロトコルの提案}, year = {2022} }