Item type |
SIG Technical Reports(1) |
公開日 |
2022-03-10 |
タイトル |
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タイトル |
分散メモリ型並列計算機におけるTSQRアルゴリズムを用いた帯行列化アルゴリズムの性能分析 |
言語 |
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言語 |
jpn |
キーワード |
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主題Scheme |
Other |
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主題 |
高性能計算 |
資源タイプ |
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資源タイプ識別子 |
http://purl.org/coar/resource_type/c_18gh |
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資源タイプ |
technical report |
著者所属 |
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福井大学 |
著者所属 |
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福井大学 |
著者名 |
中村, 祥大
廣田, 悠輔
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著者名(英) |
Shota, Nakamura
Yusuke, Hirota
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論文抄録 |
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内容記述タイプ |
Other |
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内容記述 |
実対称行列の帯行列化を行う Bischof のアルゴリズムでは,繰り返し行われる QR 分解がその主要な処理の一つとなる.分散メモリ型並列計算機においては,QR 分解を行うアルゴリズムによっては頻繁な集団通信が必要となる.このため高並列環境では QR 分解処理が帯行列化全体の性能を低下させる要因になることが知られている.帯行列化における QR 分解を適切に実装された TSQR アルゴリズムにより行うことで高性能を実現できるという予想がなされているが,既存の帯行列化プログラムには TSQR アルゴリズムを用いたものはなく,またそのようなプログラムを作成して性能評価を行ったという報告も我々の知る限り存在しない.我々は,TSQR アルゴリズムを QR 分解に用いる帯行列化プログラムを分散メモリ型計算機向けに実装し,その性能の評価および分析を行った.行列次数 n=16384,プロセス数 64 として実験したところ,TSQR 版帯行列化プログラムは他の QR 分解アルゴリズムを用いたものに比べて約 8% 高速となった.また,TSQR アルゴリズムルーチンの実行時間内訳の分析により,行列要素の再分配処理が性能ボトルネックとなっていることを確認した. |
書誌レコードID |
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収録物識別子タイプ |
NCID |
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収録物識別子 |
AN10463942 |
書誌情報 |
研究報告ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)
巻 2022-HPC-183,
号 23,
p. 1-9,
発行日 2022-03-10
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ISSN |
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収録物識別子タイプ |
ISSN |
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収録物識別子 |
2188-8841 |
Notice |
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SIG Technical Reports are nonrefereed and hence may later appear in any journals, conferences, symposia, etc. |
出版者 |
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言語 |
ja |
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出版者 |
情報処理学会 |