@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00217462, author = {佐野, 文香 and 笹川, 真奈 and 萩山, 直紀 and 蔵内, 雄貴 and 瀬古, 俊一 and 望月, 理香 and 山本, 隆二 and 山下, 直美}, issue = {43}, month = {Mar}, note = {出来事や自身に生じた感情を振り返る日記を書くことで,記入者は自己理解の促進や自分自身を客観的に捉えることができると言われている.しかし,日記により記入者のネガティブな部分が明確になることで,自分自身に対して否定的な感情で注目する自己反芻が生じ,抑うつを増大させる可能性がある.そのため,日記の記入が原因となる自己反芻を防ぐことが必要であると考えられる.そこで本研究では,日記を書くことで生じる自己反芻を軽減させるために,記入者が日記に記入したネガティブな内容に対してポジティブな解釈を自動的に付与する日記システムを提案する.初期検討として,日記に書かれた参加者のネガティブな性格に対して,実験者が手動でポジティブな解釈を付与し,参加者の自己反芻への効果を検証する実験を実施した.その結果,ポジティブな解釈の付与により参加者の自己反芻が減ったことが確認され,提案手法の有効性が示唆された.}, title = {ネガティブな内容に対するポジティブな解釈の付与により自己反芻を軽減する日記システムの提案}, year = {2022} }