@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00217389, author = {廣田, 美香 and 堤, 智昭 and 松村, 敦}, issue = {6}, month = {Mar}, note = {絵本は子どもの成長に欠かせない存在であり,子どもが絵本と関わることや子ども自身の体験活動と絵本とを結びつけることの重要性が指摘されている.しかし,家庭において絵本を選択することや絵本から体験活動に結びつけることは簡単ではない.そこで本研究では,子どもが絵本と関わり選ぶこと,絵本から子ども自身の体験につなげることの 2 点を支援することを目的に絵本選択支援システム「てくととぺ」を開発した.提案システムは,イラストや絵本の世界観を描いた地図を用いた検索で子どもでも使用できるシステムを実現し,体験情報の提供により子ども自身の体験へ繋ぐ支援を行った.本システムの評価実験を 5 歳から 8 歳の親子 6 組に対して行なった.その結果,絵本選択に難しさを感じていた保護者にとって,システムを使用する時間が子どもと向き合い絵本を選ぶ時間となったことや子どもの読みたい絵本を知るきっかけとなったことなど,絵本選択支援の効果が見られた.また,普段絵本を読む習慣が無かった子どもに対して,日常的に絵本と触れる機会を提供することにつながった.さらに,体験情報の提供が新しい知見を得たり体験に関わったりするきっかけになる可能性が示された.}, title = {体験活動につながる絵本選択支援システムの提案}, year = {2022} }