@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00217329,
 author = {河村, 拓実 and 光来, 健一},
 issue = {7},
 month = {Mar},
 note = {IaaS 型クラウドが提供する仮想マシン(VM)はインターネット経由で攻撃を受けやすいため,侵入検知システム(IDS)を用いて監視する必要がある.ホストベース IDS を安全に実行するために,IDS を VM の外で実行する IDS オフロードと呼ばれる手法が用いられているが,オフロードした IDS も攻撃を受ける可能性がある.この問題を解決するために,CPU のセキュリティ機構である Intel SGX を用いた安全な IDS オフロードが提案されている.しかし,IDS の開発には OS カーネルレベルのプログラミングが必要となり,SGX 専用ライブラリを用いなければならない.本稿では,SGX 向け実行環境を用いて OS 上で動作する従来の IDS をエンクレイヴ内にオフロードすることを可能にする SCwathcer を提案する.SCwatcher では,SGX 向け実行環境がエンクレイヴ内の IDS に標準的な OS インタフェースを提供する.さらに,SCwatcher は VM のシステム情報を取得可能な VM 監視用 proc ファイルシステムを IDS に提供する.SGX 仮想化をサポートした Xen-SGX および,Occlum と SCONE の2種類の SGX 向け実行環境を用いて SCwatcher を実装し,従来の IDS の動作確認と性能比較を行った.},
 title = {SGX向け実行環境OcclumとSCONEを用いたVMの安全な監視手法},
 year = {2022}
}