@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00217328, author = {松下, 意悟 and 内匠, 真也 and 藤松, 由里恵 and 金井, 遵 and 毛利, 公一}, issue = {6}, month = {Mar}, note = {IoT 機器で利用される CPU の 1 つである Arm(R) Cortex(R)-M シリーズが搭載する Trusted Execution Environment 技術である TrustZone(R) をベースに,この機器上のタスクが持つデータを保護し実行する,タスク隔離実行基盤の構築を進めている.本論文では,この隔離実行基盤の設計と実装,機能評価を行ったので報告する.IoT 機器は,小型化や省電力性が求められることから,ハードウェアの制約がある.一方で,スマートウォッチに代表されるようなウェアラブルデバイスでは,個人の生体情報を含むセンシティブなデータを扱い,動的にタスクを追加し実行することいったことも求められる.そこで,TrustZone を用い,Secure World へタスクや関数を動的にロードし,実行を可能にするプラットフォームを提案し,これらの要求を達成するシステムの構築を可能にする.提案システムでは,Non-Secure World を実行主体とし,Secure World 自体を Non-Secure World のタスクの 1 つとしてみなして扱うよう設計している.すなわち,Secure World は,Non-Secure World でスケジューリングされた時にのみ動作する.Secure World 内で動作するタスクや関数のスケジューリングは,Secure World 内に配置されるランタイムにより行われる.これにより,Non-Secure World 側の OS は 1 つのタスクを操作するだけで Secure World を扱い,タスクの隔離実行を実現することができる.}, title = {Cortex-M用TrustZoneを用いたIoT機器向けタスク隔離実行基盤の設計}, year = {2022} }