@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00217253, author = {手塚, 湧太郎 and 本田, 晋也 and 大谷, 寿賀子 and 枝廣, 正人}, issue = {33}, month = {Mar}, note = {自動車や航空宇宙機などの分野の組込みシステムでは,一般的な組込みシステムに比べ高い信頼性が求められている.そこで,システムを複数のパーティションに分割する機構を持つパーティショニング OS が使用されつつある.パーティショニング OS において,TCP/IP プロトコルスタックは規模が大きく,外部とやり取りするため不具合が発生する可能性が高いため,ネットワーク機能がシステムの安全性の維持には必要ない場合は,ユーザモードで動作させたいという要求がある.本論文では,TCP/IP プロトコルスタックのユーザモード化の実現方法について提案する.実現手法としては,ドライバを仮想化してパーティション毎に TCP/IP プロトコルスタックを実行する方法と,TCP/IP プロトコルスタックを実行する専用のパーティションを用意して複数のパーティションから共有する方法があるが,組込みシステムは,一般的にリソースが厳しいため後者の方法を検討する.この方針に従い,実現したい性質や機能要求を定義し,要求を満たすユーザモード TCP/IP プロトコルスタックを提案し,実装した.実装した TCP/IP プロトコルスタックについて,要求をどの程度満たしたか定性的な評価と定量的な評価を示した.}, title = {パーティショニングOS向けユーザモードTCP/IPプロトコルスタック}, year = {2022} }