@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00217252,
 author = {松下, 瑛佑 and 松原, 豊 and 高田, 広章},
 issue = {32},
 month = {Mar},
 note = {複数のコンテナがホストのリソースを共有するマルチテナント環境では,コンテナに割り当てるリソースの管理が必要不可欠である.コンテナのリソース管理に用いられる cgroup は,コントローラによって cgroup にリソースを割当て,cgroup に所属するプロセスが使用したリソースを計測し,制限を行う.プロセスがワークロードを生成し,このワークロードを他の cgroup に所属するプロセスが処理した場合,このワークロードの処理に費やされるリソースは,ワークロードを生成したプロセスの所属する cgroup にはアカウントされず,ワークロードを処理するプロセスの所属する cgroup にアカウントされる.所属する cgroup 外へワークロードを生成し,このワークロードを他の cgroup に所属するプロセスに処理させることにより,ホストに同居するコンテナ間の性能分離は困難となる.本稿では,CPU リソースに着目し,所属する cgroup 外へワークロードがホストに同居する他のコンテナの性能へ与える影響を低減するために,柔軟な CPU ソースアカウントのための cgroup の拡張手法を提案する.提案手法は,ワークロードを生成したプロセスが所属する cgroup と,ワークロードを処理するプロセスが所属する cgroup 間で,CPU リソースのアカウント先を変更する.提案手法の実現により,所属する cgroup 外へ生成されるワークロードが他のコンテナの性能へ与える影響を低減できる.本稿では,提案手法の設計,実装,評価について述べる.},
 title = {柔軟なCPUリソースアカウントのためのcgroupの拡張手法},
 year = {2022}
}