@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00217213, author = {左近, 透 and 中本, 幸一}, issue = {59}, month = {Mar}, note = {近年,高度な医療デバイス,コネクティッドカーや自動運転車両やロボット,製造ラインなどネットワーク化,高機能化,複雑化した組み込みシステムに対するサイバー攻撃が懸念となっている.通常,これら大規模組み込みシステムの開発は,複数の製造メーカでシステムの階層に分けられ分散して開発分担される.特に,担保すべきシステムの安全性は,製造メーカ間で安全機能に関する情報共有に基づき整合的に進められる.一方,サイバーセキュリティに関しては,開発時に製造メーカ間で共通に利用できる情報フレームワークは,従来の情報システムから派生したものが中心となっている.しかし,各製造メーカで保有する情報の相違や,知的財産などの隠蔽の必要性が存在すること,別々のメーカが作成した機能部品を経由したサイバー攻撃事例が想定されることなどから,階層的な分散開発分担で必要な脅威や脆弱性に対する記述能力が十分でないと考える.本研究では,大規模組み込み開発における階層的な分散開発において脅威,脆弱性,攻撃情報を共有し,分析し,設計や実装,対応要否の検討をおこなう情報の構造化を検討する.そのために,既存のセキュリティ関連情報の構造を分析する一方,セキュリティ関係のカンファレンスにおいて発表された事例を分析することにより,サイバー攻撃に関連する各種情報の構造化の検討を行った.}, title = {大規模組み込みシステムの分散開発における脅威および脆弱性に関する情報共有フレームワークに関する検討}, year = {2022} }