@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00217185,
 author = {長谷川, 博紀 and 松原, 豊 and 加藤, 寿和 and 山本, 整 and 水口, 武尚 and 高田, 広章},
 issue = {31},
 month = {Mar},
 note = {近年,車載情報機器のような組込み機器においても,機器メーカが開発する基本機能に加え,第三者が開発したアプリを導入可能とすることが検討されている.複数のアプリを組込み機器に統合する場合,追加されたアプリによる基本機能への悪影響を防止したいという要求がある.BFQ スケジューラは,マルチキューによるスループット向上と,weight を用いた帯域保証による高い応答性の実現を目的として開発された.しかし,100MB の巨大な direct I/O が発行された時に分配率(weight で指定した各グループからの I/O の比率)が崩れた.本論文では,まず,基本機能に相当する動画再生プロセスと,第三者アプリに相当する I/O 負荷生成プロセスを同時に実行した際に,動画再生で発生する遅延の原因を明らかにする.さらに,2 つのプロセスからの I/O を,分配率に影響が出ない大きさに分割することで,巨大な I/O に対しても weight に基づく分配率を実現する.提案手法を適用することで,weight を 2:1 に設定した場合の分配率が 1.11:1 から 1.93:1 まで改善され,その結果,動画再生プロセスの遅延も解消することを確認した.},
 title = {BFQスケジューラにおけるストレージI/Oの帯域保証による応答性向上},
 year = {2022}
}