@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00217176, author = {後藤, 亘 and 横山, 慎悟 and 大原, 衛 and 福本, 聡 and Wataru, Goto and Shingo, Yokoyama and Mamoru, Ohara and Satoshi, Fukumoto}, issue = {22}, month = {Mar}, note = {CAN (Controller Area Network) は,事実上の標準車載ネットワークであり,自動車システムを制御するうえで重要なネットワークシステムである.そこにはブレーキ制御やエンジン制御を行う人命に関わる ECU (Electronic Control Unit) などが接続される可能性がある.近年,車載ネットワークは外部ネットワークと接続するようになり,これに伴い攻撃手法も多く報告されている.Cho らが提案したバスオフ攻撃は,CAN の誤り処理機構を悪用して特定のノードを通信不可にする DoS 攻撃の一種である.被害ノードがバスオフ状態に遷移することで,重大な事故につながる可能性がある.本稿ではバスオフ攻撃の回避手法として複数台が同時にドミナントを送信する際のバス電圧が 通常よりも大きい性質に着目した.この性質を使ってバスオフ攻撃中に攻撃ノードだけがドミナントを送信している箇所を検知する.さらに本研究では,バス電圧を補正する装置を開発し,被害ノードが本来送信するビットを送信可 能とし,同時に攻撃ノードをバスオフ状態に遷移させる手法の確立を目指す.本稿では,その着想と原理について述 べる.}, title = {誤り処理機構を悪用したバスオフ攻撃への一回避手法}, year = {2022} }