@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00217085, author = {鹿野, 湧生 and 松倉, 慎一郎 and 竹澤, 恒輝 and 岩田, 樹 and 重田, 淳樹 and 宇田, 隆哉}, issue = {49}, month = {Mar}, note = {現在,多くの場所で導入されている生体認証には,指紋,顔,虹彩などが使用されている.しかし,これらの生体情報は常時表出しているため,第三者によって同意なしに利用されてしまう危険性がある.既存研究として,額に意図的に表出させたシワを用いて個人認証を行ったものはあるが,額のシワを認証に用いるには手軽さに欠ける.そこで我々は,左手をコルナと呼ばれる形に変形させた状態で撮影を行い,肌色検出と閾値処理を行ってシワを抽出した画像を CNN で分類にかけるという手法を提案し,評価を行った.評価の結果,98.5% を超える高い精度で被験者の識別に成功した.一方で,約 0.30% の確率で本人になりすました他者の受け入れを許してしまった.本人確認に提案手法を用いることは有効であるが,撮影方法や画像の前処理でのさらなる工夫が必要になると考えられる.}, title = {コルナによるシワと画像の前処理を用いた個人識別}, year = {2022} }