@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00217048,
 author = {立花, 誠也 and 石原, 進},
 issue = {12},
 month = {Mar},
 note = {筆者らは,短時間・低コストの下水管検査手法として,浮流無線カメラ端末を用いた省力下水管検査を提案している.安田らは小口径下水管内における無線 LAN 映像伝送 UDP ベースプロトコル SVTP(Sewer Video Transmission Protocol)を開発しているが,現段階の SVTP の実装は本手法において想定している浮流ノードから AP への転送データ量を実現できていない.これまでの研究により下水管内において無線 LAN 通信によりデータを転送する際に高信頼性 UDP ベースプロトコルである SRT(Secure Reliable Transport)の使用が有用であることがわかった.そこで本稿では,複数台のデータ送信機の協調通信の機能を備え,データ通信を SRT で行う下水管内映像伝送プロトコル SVTP2022 の実装を小口径下水管内における通信性能を調査した結果を報告する.直径 200mm 塩ビ管内において,5GHz 帯 IEEE 802.11n を使用し,データ送信機が浮流しながら固定された AP へのデータ転送実験を行った結果,SVTP2022 は 56MB のデータを送信することができた.56MBは,720p,30fps,可変ビットレートの映像品質で撮影した下水管内映像の約 264 秒分に相当し,流速 0.3m/s で計算すると一般的なマンホールの設置間隔の最大値である 80m の映像データを送信可能であることがわかった.},
 title = {小口径下水管内におけるSRTベースの協調映像伝送プロトコルのデータ転送性能},
 year = {2022}
}