加速度センサーの1歩判定を用いたBLEによる3点測位の精度改善

• Item type: SIG Technical Reports(1)
• 公開日: 2022-03-03
• タイトル: 加速度センサーの1歩判定を用いたBLEによる3点測位の精度改善
• 言語: jpn
• キーワード / 主題Scheme: Other
• キーワード / 主題: 無線
• 資源タイプ / 資源タイプ識別子: http://purl.org/coar/resource_type/c_18gh
• 資源タイプ: technical report
• 著者所属: 東京工科大学コンピュータサイエンス学部
• 著者所属: 東京工科大学大学院バイオ・情報メディア研究科
• 著者所属: 東京工科大学コンピュータサイエンス学部
• 著者名: 秋山, 佑太; 高木, 優希; 串田, 高幸
• 論文抄録 / 内容記述タイプ: Other
• 論文抄録 / 内容記述: 屋内における位置測位の 1 つに BLE を用いた手法がある．実際の位置と計算した位置の誤差が大きい場合，計算した座標をマップに表示させた際に壁の中や障害物の上に表示されることがあるため，誤差を削減する必要がある．本研究は誤差の削減のため，BLE による 3 点測位と加速度センサーを組み合わせて位置測位を行う．初期位置はあらかじめ決定されているものとし，閾値を用いて加速度から歩数の計算を行い，移動距離を求める．BLE ビーコン局から得られた RSSI を距離に変換し 3 点測位を行う．提案手法は加速度センサーで 1 歩を判定したタイミングで，BLE による 3 点測位の座標と 1 つ前の座標を直線で結び，移動距離を半径とする円との交点を求め，座標を補正する．なお，加速度センサーを用いた位置決定は BLE を用いた 3 点測位よりも誤差が小さいため，提案手法では加速度センサーを基準に位置決定を行う．しかし，進行方向は加速度センサーのみでは判断できないため，BLE を用いた 3 点測位をもとに判断する．初期位置から平均 150cm 移動する実験を 14 回行った結果，巻き尺で測定した位置との誤差は BLE による 3 点測位では平均 145cm であり，加速度センサーで補正すると平均 85cm であった．したがって，本提案は BLE のみを用いた 3 点測位と比較して誤差を 52.8％ 削減できた．
• 書誌レコードID / 収録物識別子タイプ: NCID
• 書誌レコードID / 収録物識別子: AN10116224
• 書誌情報: 研究報告マルチメディア通信と分散処理（DPS）; 巻 2022-DPS-190, 号 9, p. 1-8, 発行日 2022-03-03
• ISSN / 収録物識別子タイプ: ISSN
• ISSN / 収録物識別子: 2188-8906
• Notice: SIG Technical Reports are nonrefereed and hence may later appear in any journals, conferences, symposia, etc.
• 出版者 / 言語: ja
• 出版者: 情報処理学会