@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00216896,
 author = {松井, 智一 and 木俣, 雄太 and 三崎, 慎也 and 松田, 裕貴 and 諏訪, 博彦 and 安本, 慶一},
 issue = {3},
 month = {Mar},
 note = {3D-LiDAR や HMD の進歩により,複数のユーザが,自身・周辺物理空間のセンシングを行い,空間データを仮想空間で共有することで臨場感が高い交流を可能とするサイバーフィジカル空間共有システム(以下,CPSSS)が提案されている.CPSSS では,他者に見られたくないモノまで共有される可能性がある.多くの一般的なテレビ会議システムは人物以外の背景を非表示にする機能を有するが,CPSSS において単に背景の表示・非表示を行うことは,システムの最大のメリットである臨場感を損なう恐れがある.そこで,本研究では,CPSSS において,システム利用者・コンテキストに応じてモノの共有・非共有を自動制御する自動プライバシーフィルタリング機構の実現を目指している.本稿では,フィルタリング機構の実現に向けた最初のステップとして,CPSSS の利用時において,利用者がどのようなプライバシー意識を持つのかを明らかにすることを目的とする.具体的には,CPSSS により料理教室に参加することを想定したクラウドソーシング上のアンケートを通して,空間を共有する際の行動や環境,交流者との関係性,共有されているオブジェクト群等を提示した上で,どのようなプライバシー意識が生じるのかを調査する.調査の結果,個人特性に依らずに一般的に共有したくないと感じるオブジェクトや,個人特性に応じて意識が変化するオブジェクトの存在が明らかとなった.},
 title = {サイバーフィジカル空間共有システムにおけるプライバシーフィルタリング機構の検討},
 year = {2022}
}