@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00216851,
 author = {三井, 颯人 and 若狭, 健太 and 平賀, 瑠美 and 安, 啓一 and 田渕, 経司 and 寺澤, 洋子 and Hayato, Mitsui and Hanako, Shori and Rumi, Hiraga and Keiichi, Yasu and Keiji, Tabuchi and Hiroko, Terasawa},
 issue = {5},
 month = {Mar},
 note = {聴覚障害者は,音楽のメロディ,リズムといった要素を認知,識別する能力を,健聴者より低いものの有していることがわかっている.ただ,過去の研究で用いられた音楽は単純な音列が多い.そこで,本研究は聴覚障害者のメロディ認知に着目し,ポピュラー音楽のメロディの一節を刺激として使用し,ピッチ,リズムを一部変形させた選択肢から,正解を選ぶ弁別実験を実施した.その結果,聴覚障害者はポピュラー音楽のメロディのリズムの変形については比較的高い精度で弁別できることが分かった.ピッチの変形についても,音高の上下行の概形の違いについては判別できていたが,半音単位の変形については判断に時間を要し,正答率が低下した.特に,人工内耳装用者については,ほぼ判別ができていなかった.また,実験の正答率は実験参加者の聴力レベルと負の相関があった.その一方で,音楽鑑賞頻度が高いほど正答率が高くなる傾向もあり,聴力レベルに対して高い正答率の参加者も存在した.特に,メロディ内のリズムの細かな差異を認知する能力は,音楽を頻繁に聴くことが向上に役立つ可能性が示唆された.},
 title = {聴覚障害者のメロディ認知におけるピッチ変形とリズム変形の効果},
 year = {2022}
}