@inproceedings{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00216818, author = {吉川, 莉央 and 松田, 裕貴 and 大山, 航平 and 諏訪, 博彦 and 安本, 慶一}, book = {行動変容と社会システム vol.08}, month = {Mar}, note = {参加型センシングは,ユーザ自身の端末を用いて周囲の環境情報をセンシングし共有する手法の一つである.そのため,ユーザは必ずしも正確な回答をするとは限らず,データの質がユーザ依存となるといった問題点が存在する.参加型センシングにおける不良回答発生の原因が,タスクに対するユーザの態度だけでなく,ユーザを取り巻くストレスフルな環境要因にもあると考えた.模擬環境における実験を行った結果,雑音や歩行のストレスは,誤答率を有意に上げ,歩行や時間制約によるストレスは,それぞれ回答時間を長く/短くさせることが確認された.本稿では,大学内の学生を対象とし4週間の参加型センシング実験を行うことで,この傾向が実環境でも確認できるかを調査した.本実験では,実験参加者に対し大学構内にある食堂で参加型センシングタスクを依頼した.回答に対する実験参加者の環境要因を把握するためにタスク回答中のユーザのスマートフォンから得られるデータを収集し,得られたデータを確認した結果,歩行は誤答率を有意に上げることを確認したが,雑音の誤答率への影響は示されなかった.回答時間についても環境要因との関係性は示されなかった.}, publisher = {情報処理学会}, title = {参加型センシングにおける不良回答の誘因調査 - 実環境データに基づく分析}, volume = {2022}, year = {2022} }