@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00216801, author = {鈴木, 大助 and Daisuke, Suzuki}, issue = {45}, month = {Feb}, note = {本研究の目的は,学部生を対象とする情報セキュリティ教育の一環として,ペネトレーションテスト演習をオンライン授業で実施可能な形で提案・実践し,その教育効果を明らかにすることである.ペネトレーションテスト演習は,受講生各自が保有する PC に実験用仮想環境を構築して行うこととし,全体で 90 分授業 3 コマ分とした.講義動画はオンデマンドで公開し,質問対応には学習管理システムやチャットツールを利用した.趣旨説明・法令遵守・実験環境構築で 2 コマ分とし,講義動画は 8 本(合計 77 分)用意した.3 コマ目は,構築した仮想実験環境でポートスキャン・脆弱性検査・脆弱性攻撃からなるペネトレーションテストを行う内容とし,講義動画は 4 本(合計 57 分)用意した.演習の進捗状況アンケートおよび演習のふりかえりアンケートの結果から,受講生の大半が各自の PC に実験用仮想環境を構築し,各種ソフトウェアやコマンドを利用してペネトレーションテスト演習を完遂することができた.また,この体験を通じて攻撃者の視点や攻撃手法を知り,サイバー攻撃の脅威をより身近に感じた結果,情報セキュリティの重要性を意識するようになったこと,情報セキュリティに対して興味・関心を抱いたことが確認された.ペネトレーションテスト演習は,オンライン授業かつ各自の PC に仮想環境を構築して実施するという条件下でも,十分に実践可能であり,情報セキュリティに対する興味関心を喚起できると言える.}, title = {オンライン授業で行うセキュリティ教育におけるペネトレーションテスト演習の実践と評価}, year = {2022} }