@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00216758,
 author = {松浦, 穰 and 山井, 成良 and 中川, 令 and 大坐畠, 智},
 issue = {2},
 month = {Feb},
 note = {現在,モバイル通信トラフィックの約 63% を占めるほど Wi-Fi は一般的に利用されているが,このときに 2.4GHz 帯の電波干渉問題や隠れ端末問題が発生すると,パケットロスによってスループットが低下する.この問題を解決するために本論文ではマルチホーム通信に着目し,クライアント側からは MPTCP 常時バイキャスト通信を行い,通信量の大きいサーバ側からは通常の MPTCP 通信を行う手法を提案した.その際,Open vSwitch のグループテーブルを用いてクライアント側からのパケットを複製することでバイキャスト通信を実装した.性能評価のためにサイズの大きいファイルを転送する実験を行ったところ,通常の MPTCP 通信よりも提案した MPTCP 常時バイキャスト通信の方が高速にファイル転送できることを確認した.また,クライアントからのパケットロス率が高いほど通常の MPTCP 通信と提案した常時バイキャスト通信のファイル転送にかかる時間差は大きくなったため,無線アクセスポイント付近に電波を発生させる機器が存在するといった過酷な通信環境において,本論文で提案したクライアントからの MPTCP 常時バイキャスト通信が有用になると考察した.},
 title = {MPTCPを用いたマルチホーム環境における端末での常時バイキャストによる性能向上},
 year = {2022}
}