@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00216700, author = {藤井, 敦寛 and 村尾, 和哉}, issue = {18}, month = {Feb}, note = {日常生活において容器へ液体を注ぐ場面は多数存在する.陶器の徳利やアルミ缶のような不透明かつ口が狭い容器に飲料などの液体を注ぐ場合,目視では容器内の水位を正しく把握することが困難であり,液体が溢れてしまうことがある.そのため,筆者らは目視以外の何らかの手法を用いて容器内の水位を把握したいと考えた.水位の検知には液面レベルセンサの使用が考えられるが,注がれる容器ごとにデバイスを取り付ける必要があり煩雑である.そこで本研究では,容器に液体を注ぐときに発生する注水音をセンシングして容器内の水位を推定する手法を提案する.提案手法は容器外で注水音を取得して容器内の水位を推定するため,容器ごとにデバイスを取り付ける必要がなく汎用性が高い.提案手法の有効性を確認するために行った評価実験の結果,0% - 100% の水位を 10% 刻みで推定する場合,容器に依存した推定モデルでは平均 0.462,依存しない推定モデルでは平均 0.308 という推定精度が得られた.一方で,水位が 90% 以上であるか否かを推定するモデルの場合,容器に依存せずとも平均 0.744 という推定精度が得られた.これは水位推定の場合は精度を改善する必要があるが,溢れ検知においては提案手法を実環境で使用できる可能性があることを示している.今後は満水になる直前に注水を停止する機能を組み込んだ蛇口取り付け型デバイスを実装していく.}, title = {注水音を用いた容器内水位推定手法}, year = {2022} }