@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00216652, author = {湯浅, 潤樹 and 柏崎, 礼生 and Junki, Yuasa and Hiroki, Kashiwazaki}, issue = {9}, month = {Feb}, note = {内部不正による情報セキュリティインシデントの被害は大きく,それを未然に防ぐことは組織にとって必要である.また,早期に対策を検討するために,内部不正の動機および不正の兆候に繋がる振る舞いを観察することは有効である.しかし,振る舞いを観察した上で,従業員に対して管理者が未然にどのような対応をとるかを決定するのは判断が難しいものである.本研究では,不完備情報の非協力的な 2 人のプレーヤーによる動的ゲームであるシグナリングゲームを用いて,従業員と管理者の相互作用をモデル化する.また,完全ベイジアン均衡点とその成立条件を明らかにする.これらの均衡点は精緻化されたものであり,従業員も管理者も一方的に戦略を変更することを選択しない.最後に,ケーススタディを行い,ゲームモデルの有用性を検証する.}, title = {シグナリングゲームによる内部不正モデルの提案と考察}, year = {2022} }