@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00216058,
 author = {チョウ, キ and 山下, 茂},
 issue = {1},
 month = {Jan},
 note = {Stochastic Computing(SC)はビット列における1の存在確率を表す Stochastic Number(SN)を用いた近似演算手法である.一般的に SC 演算を行う場合,SN の間で相関があれば,大きい誤差が生じる.しかし,独立な SN を生成するために大きい回路面積が必要なので,近年,相関がある SN を利用する手法が提案された.このような相関がある SN を利用する演算(以降相関あり演算)は注目されているものの,以下の2つの問題点が存在している.1 つ目は一部の演算で出力 SN 同士の相関が変わるという問題点である.それにより,相関あり演算を連続で行うと,SN の相関に影響を与え,ひいては演算精度にも影響をもたらす.2つ目の問題は,乗算など一部の演算は,相関あり演算で実現できないので,複雑な演算を行う場合,相関な し演算と併用することが必要になる点である.本稿では,上記の問題点を解決するため,まずマルチプレクサの選択信号を共有 することにより,スケーリング加算で出力 SN  同士の相関を維持する手法を提案する.次に,相関を削減する手法(RRRD)と相関を強化する手法(SYNC)を画像処理演算の間に追加することで,SN  の相関を制御し,相関あり演算と相関なし演算との併用の効果を評価する.},
 title = {Stochastic Computingにおける相関を利用した演算を連続して行うための相関を制御する手法の検討},
 year = {2022}
}