@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00214581, author = {大原, 健太郎 and 中井, 拓海 and Andrew, Vargo and 黄瀬, 浩一}, issue = {3}, month = {Jan}, note = {ランニングやウォーキングなどの有酸素運動は,記憶課題の成績向上に有効であるとの報告がなされるにつれ,それを用いた新しい学習方法が検討されつつある.ただし,従来の研究では有酸素運動が学習に効果的であることは示しているものの,どのような有酸素運動がどのような人に効果的かは十分明らかになっていない.そこで,本研究では英単語の記憶課題を取り上げ,有酸素運動が学習に効果的となる条件を調査する.具体的には,運動強度を調整できるランニングマシンを用いて有酸素運動を行いながら,フラッシュカードアプリで英単語を記憶する.実験参加者 24 名を対象として暗記を実施し,暗記の 1 日後,3 日後,7 日後にテストを行った結果,7 日後には有酸素運動による差が認められなかったものの,1 日後で 7 パーセント,3 日後で 9 パーセント,正答率が向上し,この差は統計的に有意であることを確認した.また,機械学習を用いて有酸素運動が効果的となる人を推定したところ,recall,precision が共に 83.3% となり,有酸素運動が学習に効果的となる人を識別することに成功した.}, title = {有酸素運動が英単語記憶課題に及ぼす影響とその条件}, year = {2022} }