@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00214280, author = {奥西, 理貴 and 滕, 睿 and 佐藤, 健哉}, issue = {20}, month = {Nov}, note = {近年,公共交通機関や自動車での移動中に車内でスマートフォンを利用し,動画や音楽,ゲームといったエンターテインメントコンテンツを楽しむ機会が増加している.屋外においては,セルラ通信 (4G/5G) や無線 LAN などの複数の通信を併用し,こうした大容量なコンテンツを扱うために十分な帯域を確保することが重要となる.特に 5G や無線 LAN の利用を前提とすると,ユーザの移動に伴ってこれらの通信が通信範囲外となる状況が想定される.これにより通信を喪失するとパケットロスや再送処理が発生し,通信の利用効率を低下させる.本研究では,スマートフォンが事前に取得した基地局やアクセスポイントの情報と,また,走行中の車両から取得した将来の移動経路に基づき,走行位置ごとに利用可能な通信に切り替えることで,複数の通信の併用を効率的に行う手法を提案する.車両の移動によって通信が利用不可能となる地点に到達する時刻を計算し,ネットワークの下り方向遅延を踏まえてその通信の利用を事前に停止することで,パケットロスを削減する.また,複数の通信をマルチパス QUIC によって併用することで,通信が利用不可能となるまでにより長時間通信を継続でき,利用可能な帯域を増加させる.}, title = {マルチパスQUICを用いた移動時の通信経路喪失によるパケットロス削減手法}, year = {2021} }