{"metadata":{"_oai":{"id":"oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00214266","sets":["1164:3980:10496:10732"]},"path":["10732"],"owner":"44499","recid":"214266","title":["ゲーミフィケーションを用いた参加型センシングによる持続可能な時空間観光情報収集"],"pubdate":{"attribute_name":"公開日","attribute_value":"2021-11-30"},"_buckets":{"deposit":"8cabec56-4ffe-4dbf-9e56-28873fdb0f5a"},"_deposit":{"id":"214266","pid":{"type":"depid","value":"214266","revision_id":0},"owners":[44499],"status":"published","created_by":44499},"item_title":"ゲーミフィケーションを用いた参加型センシングによる持続可能な時空間観光情報収集","author_link":["549298"],"item_titles":{"attribute_name":"タイトル","attribute_value_mlt":[{"subitem_title":"ゲーミフィケーションを用いた参加型センシングによる持続可能な時空間観光情報収集"}]},"item_keyword":{"attribute_name":"キーワード","attribute_value_mlt":[{"subitem_subject":"奨励講演","subitem_subject_scheme":"Other"}]},"item_type_id":"4","publish_date":"2021-11-30","item_4_text_3":{"attribute_name":"著者所属","attribute_value_mlt":[{"subitem_text_value":"奈良先端科学技術大学院大学先端科学技術研究科/株式会社サイバーエージェント"}]},"item_language":{"attribute_name":"言語","attribute_value_mlt":[{"subitem_language":"jpn"}]},"item_publisher":{"attribute_name":"出版者","attribute_value_mlt":[{"subitem_publisher":"情報処理学会","subitem_publisher_language":"ja"}]},"publish_status":"0","weko_shared_id":-1,"item_file_price":{"attribute_name":"Billing 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人の参加者を対象に観光実験を行い,ゲーミフィケーションデザインが観光情報収集の効率化や観光満足度に与える影響を調査した.その結果,観光満足度を考慮するとエリアミッションを採用すべきであり,スポットごとの情報需要度に応じて配点の重みを変更することで満足度を低下させることなくシステムが必要としている観光情報を効率的に収集できることがわかった.課題 (2) では,地図上にマーカで表示されるスポットをユーザが能動的に選択するマップ型インターフェイスおよびユーザの所在地に応じてアプリケーション内のエージェントキャラクタがスポット推薦を行いユーザが半受動的に選択を行うチャット型インターフェイスの 2 種類を設計した.また,チャットベースのインターフェイスでは,適切な対話文を明らかにするために,精巧さと直接的さの指標に基づいて 4 つの対話テンプレートを作成した.118 人の参加者を対象に観光実験を行い,インターフェイスが情報収集効率や観光満足度に与える影響を調査した.その結果,マップ型インターフェイスでは収集データの絶対量が約 1.4 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