@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00214264,
 author = {相浦, 一樹},
 issue = {4},
 month = {Nov},
 note = {近年,Internet of Things の発展とともに,無線と有線のネットワークを介する End-to-End の通信において,大容量性,低遅延性を両立することが課題となっている.筆者らは,プロトコルフリー,大容量,低遅延の通信を両立する新しい無線アクセスネットワークアーキテクチャとして,Software-Defined Radio over Fiber (SD-RoF) を提案している.SD-RoFは,SD-RoF スイッチと SD-RoF エッジを用いて構築される Radio over Fiber (RoF) ネットワーク,SD-RoF コントローラ,および無線トランシーバーで構成される.本研究では、RoF ネットワークの設計と実装について詳細に述べる.SD-RoF が,様々な IoT サービスに対して大容量かつ低遅延な通信を保証するためには,ユーザの要求に応じて RoF 伝送路を適応的に割り当てることが必要である.これを実現するために,単純な光回路スイッチに elastic RoF モジュールを組み合わせた RoF ネットワークを提案する.Elastic RoF モジュールは,周波数変換や信号合成を,光領域ではなく電気領域で行うことで,安価な実装で柔軟に RoF 伝送路を割り当てることができる.Elastic RoF モジュールを試作した結果,実装したエラスティック RoF モジュールは,周波数 2.4~2.5GHz で帯域幅 20MHz の周波数変換および無線信号合成を,約 995.0 ドルで実現することができた.また,実験評価の結果,実装した周波数変換器による CNR (Carrier to Noise Ratio) の劣化は約 10dB であり,通信距離 3 m での CNR の劣化はほぼ無視できることが分かった.また,信号合成による CNR への影響も無視できる程度であることが分かった.},
 title = {SD-RoFネットワークに関する一検討},
 year = {2021}
}