@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00214253, author = {瀬川, 佳祐 and 宇佐美, 拓真 and 曽根, 卓朗 and 木谷, 友哉}, issue = {30}, month = {Nov}, note = {近年の GNSS 搬送波位相測位と呼ばれる高精度測位技術を用いた地すべり観測では,基準局からの補正情報をもとに観測点の絶対位置を求めるという手法が主であった.しかし,このような手法では基準局からの距離に起因する基線長誤差によって,地すべりの観測に必要なミリメートルレベルの精度を得ることが難しい.地すべりブロック単位での地すべりの監視では,観測点の絶対位置ではなく,複数の地すべりブロックごとに設置された観測点の間の相対位置を求めることが出来れば,地すべりの発生を検知することが可能である.観測点間で互いを基準局として扱い,基線長誤差を最小にすることで精度の向上を図る.以上のよう手法をを用いた地すべりブロックの長期監視システムを設計し,地すべり地域の 2 地点と測位について理想的な環境の 1 地点の計 3 地点で実験を行った.3 つの実験から,提案システムが半年以上無人で地すべりの監視を行うことができること,地すべり地域における変位観測でミリメートルの精度が得られること,理想環境ではミリメートル以下の精度が得られることを確認することが出来た.}, title = {高精度衛星測位を用いた地すべりブロックの長期監視システムの設計とその初期検証結果}, year = {2021} }