@inproceedings{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00214138, author = {貴田, 駿 and 広渕, 崇宏 and 高野, 了成 and 河野, 健二 and Shun, Kida and Takahiro, Hirofuchi and Ryousei, Takano and Kenji, Kono}, book = {コンピュータシステム・シンポジウム論文集}, month = {Nov}, note = {バイト単位のアクセスが可能な不揮発性を持つ記憶デバイスであるPersistent Memoryが実用化の段階に入っている.Persistent MemoryはDRAMと比較し,アクセス遅延が長いこと加え,データを永続化させるための付加的な処理が必要である.そのため,CPUのストール時間が長くなる傾向にあり,計算リソースが遊休状態となる時間が長い.通常の二次記憶デバイスとは異なり,Persistent Memoryへのアクセスはオペレーティングシステムを介さないため,通常の方法でスケジューリングを行うことも容易ではない.本論文では,Persistent Memoryへのアクセスによるストール中であっても,CPUの計算リソースを有効に活用するため,同時マルチスレッディング(SMT)を利用する手法を検討する.Persistent Memoryに頻繁にアクセスを行うタスクと,CPUの計算リソースを多用するタスクとを同一物理コアに割り当てるようにする.これにより,CPUのストールにより利用されない計算リソースを自動的に他方のタスクに割り当てることができ,計算リソースが遊休状態になるのを避けることができる.この方式の有効性を確認するため,計算主体のタスクとしてSPEC CPU 2017,Persistent Memoryへのアクセスを行うタスクとして,Intel PMDK (Persistent Memory Development Kit)に付属の永続データ構造にアクセスするタスクを利用した実験を行った.その結果,提案方式により6~16%程度のスループットの改善,および8~28%程度の実行時間の改善が確認できた.}, pages = {19--26}, publisher = {情報処理学会}, title = {同時マルチスレッディング環境下における永続メモリ向けスケジューラの検討}, volume = {2021}, year = {2021} }