@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00214043,
 author = {太田, 潤 and Jun, Ohta},
 issue = {4},
 month = {Nov},
 note = {代謝ネットワークにおける “経路” として,化学量論的に釣り合った個々の反応の集合としての “経路” である elementary flux mode 型経路(EFM 型経路)を考えることができる.EFM 型経路に対して可能な化学量論的に釣り合った代謝産物レベルネットワーク構造(化学量論的な代謝ネットワーク構造)のそれぞれを EFM 型経路の variant と呼ぶ.EFM 型経路の unique な variant は,存在可能な 1 つの variant に対する置換として算出される構造の異同判定により得られる.ペントースリン酸経路の非還元的な反応による 2n 分子の fructose 6-phosphate と n 分子の glyceraldehyde 3-phosphate からの 3n 分子の ribose 5-phosphate 生成は 5 反応(延べ 7n 反応)からなる EFM 型経路である.この EFM 型経路の unique な variant それぞれについて対応する置換の数と対称性の数を,4 以下の自然数nに対して調べた.それぞれの n の EFM 型経路に unique な variant が 2 つ以上存在した.variant の対称性の数の最小値が何れの n についても 1 である一方,最大値は n が大きいほど大きな値を示した.それぞれの unique な variant の置換の数と対称性の数の積は n の値(EFM 型経路)ごとに一定であった.},
 title = {Elementary flux mode型経路の化学量論的な代謝ネットワーク構造variantの対称性の数},
 year = {2021}
}