@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00214005,
 author = {猪熊, 洸希 and 村尾, 和哉},
 issue = {48},
 month = {Nov},
 note = {スマートフォンのログイン時やテーマパークなどの施設の入場時に,顔や指紋といった生体情報を用いた個人認証が普及している.一方,顔,指紋,耳といった生体情報は体の表面に常に表出しており,画像から盗まれるリスクがある.ソーシャルプラットフォームが発達してきている近年,自撮り画像を共有する機会が増える中,そのリスクは増加していると思われる.顔認証においては 3D カメラを用いたり,顔画像による認証情報偽造を検知することで,なりすましを防止する技術が開発されている.一方,これらの技術には認証に専用のカメラが必要になったり,顔認証であるために,プライバシに関して懸念がある.本研究では前頭筋を縮めることによって額に意図したタイミングでシワを表出させ,一般的なカメラからシワの画像を取得し,機械学習を適用することで,個人識別を行う手法を提案する.提案手法では取得した画像を 161×477 のサイズに揃え,ガンマ補正解除とグレースケール化の前処理を行う.その後,畳み込みニューラルネットワークを適用することで個人を識別する.本研究では 20 代 ~ 40 代の被験者 10 人に対して実験を行い,提案手法の有効性を評価した.その結果,平均 F 値 0.990 の精度で個人を識別できることを確認した.},
 title = {意図的に表出させた額のシワを用いた個人識別手法の提案},
 year = {2021}
}