@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00213951,
 author = {柳生, 遥 and 大西, 鮎美 and 土田, 修平 and 寺田, 努 and 塚本, 昌彦},
 issue = {46},
 month = {Nov},
 note = {スポーツ等における機械判定は,センサやカメラの使用により,人間の目や耳で行うよりも厳密な判定を下せる.しかし,人間の主観によって判断される判定基準の曖昧な局面においては,機械判定システムによる厳密な判定が必ずしもプレーヤや観客の納得感を向上させるとは限らない.今後新しいスポーツに機械判定を導入する場合,厳密に判定を行うだけでなく,判定に対してプレーヤ及び観客が納得できるシステムを構築することが重要である.本研究では,機械判定システムの設計において,判定基準を決定する手法を提案する.評価実験では,だるまさんがころんだというゲームに機械判定を導入した「ウェアラブルだるまさんがころんだ」を用いた.「ウェアラブルだるまさんがころんだ」では,だるまさんがころんだの「動いたら失格」というルールを,加速度センサ値を基にした判定値が事前に設定した時系列変化のある閾値を超えるかどうかと置き換えた.この「動いたら失格」という判定基準は人によって異なる曖昧なものであり,この判定基準を明確に決定することで,プレーヤ及び観客の納得感を向上できると考えられる.本稿では,だるまさんがころんだにおける「プレーヤが動いたかどうか」の判定基準を定義する評価実験を行った.実験の結果,だるまさんがころんだの掛け声の最後の「だ」が唱え終わった瞬間にプレーヤが静止した場合は,セーフと判定することで納得感を向上できることを確認した.},
 title = {スポーツにおける機械判定システムのための人の納得感に基づく判定基準調整手法},
 year = {2021}
}