@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00213924,
 author = {別宮, 広朗 and 河崎, 隆文 and 中澤, 仁},
 issue = {19},
 month = {Nov},
 note = {現在,道路上の廃棄物は,国や県といった道路の管理責任者に報告することで除去される.道路の利用者に報告を大きく委ねているため,長期的に廃棄物が放置される可能性があり,責任者が日常的に街全体の調査をするのは費用が莫大となってしまう.本研究では,道路上の異状の中でも,車道上の廃棄物に注目し,車道上の未知の物体を自動で検出するシステムの構築手法を提案する.交通に影響のある車道上の廃棄物などを自動で検出後,通知するシステムを構築し,町全体を日常的に徘徊するゴミ収集車などに設置することで,廃棄物の長期的な放置されることを防ぎ,調査する費用を削減することが可能である.本研究の手法は複数の機能によって実現する.一つ目の機能は,物体と思われるものを全て検出するものであり,学習データに存在しない未知の物体に対しても検出することを可能にする.二つ目の機能は,車道上に限定した物体検出を行うために,セマンティックセグメンテーション技術を用いて,全ての物体を無視して車道だと思われる領域を予測する.物体を検出し,予測された車道領域に含まれない物体を取り除くことで,車道上にのみ存在する物体の検出を可能とする.上記の提案手法は,領域に限定した未知の物体のデータセットの作成の困難さを回避しているため,容易に実装が可能である.本研究では,各機能と提案手法の性能の評価を独自に作成したデータセットなどを用いて行い,各機能と提案手法の有効性を示す.},
 title = {物体検出とセマンティックセグメンテーションによる車道上に限定した未知物体検出手法の提案},
 year = {2021}
}