@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00213545, author = {中谷, 千洋 and 川嶋, 宏彰 and 浮田, 宗伯}, issue = {15}, month = {Oct}, note = {コンピュータビジョンを用いたスポーツ映像解析において重要な要素の一つであるボール検出の精度向上のために,人群の視線がボールに集中しやすい事実を利用した手法を提案する.バレーボールやバスケットボールなどのスポーツ映像では,ボールは小さく高速に動くために検出が難しい.また,一般的なスポーツ映像では,視線を推定できるほど人物頭部が高解像度撮影されていない.しかし,ボール検出と比べて,人体の一部である頭部の検出や方位推定は容易であり,かつ,目線だけでボールを追うようなケースでなければ頭部方位によって視線を近似できる.さらに,ボールはシーン中に一つしかないのに対してプレーヤーは複数人存在するため,数人の頭部方位推定にミスがあったとしても多数決的にボールの位置を特定しやすい.そこで,この「頭部集合の方位群によって近似した視線集中領域」を「一般的な物体検出によるボール検出の結果」と統合することで,ボール検出精度を向上する手法を提案する.人群の頭部方位を用いない場合に比べ,提案手法によってボール検出の精度を向上できることを実験的に検証した.}, title = {スポーツ映像における視線集中を利用したボール検出}, year = {2021} }