@inproceedings{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00213372,
 author = {森田, 幸歩 and 内山, 彰 and 東野, 輝夫},
 book = {第29回マルチメディア通信と分散処理ワークショップ論文集},
 month = {Oct},
 note = {近年,メンテナンス不要な行動認識手法として,WiFi 電波を使ったセンシング(ワイヤレスセンシング)が注目を集めている.ワイヤレスセンシングは複数の対象が同時に存在する場合に,それらの識別が困難という課題を持つ.本稿では,対象識別の実現のため,銅テープなどの導電性素材により形状に固有のパターンを持たせた導電性タグを作成し,対象に付与する.このタグに電波を照射すると,その固有パターンに応じた反射パターンが観測される.そこで本研究では,WiFi イメージングと呼ばれる手法を用いて,到来方向ごとの電波強度を推定し,タグ特有の反射パターンを捉え,識別する.実際には,タグの位置が変化するとマルチパスフェージングの影響により,イメージング結果は変化する.これに対して,我々は扉や通路などの対象が一定方向に移動する環境を想定し,その際に取得される時系列イメージを用いて,深層学習によりタグを識別する.シミュレーションにより WiFi イメージングの時系列データを再現し,評価を行った.8×8 の受信アレイによる識別を行った結果,タグ識別の正解率は 100% となった.一方,学習データと異なる位置においては正解率 56.75% となり,位置変化による性能低下はあるものの,時系列データを利用することの有効性が確認できた.},
 pages = {139--146},
 publisher = {情報処理学会},
 title = {時系列WiFiイメージを用いた深層学習によるタグ識別法の検討},
 year = {2021}
}