@inproceedings{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00213358, author = {松井, 雄資 and 吉廣, 卓哉}, book = {第29回マルチメディア通信と分散処理ワークショップ論文集}, month = {Oct}, note = {近年,都市の人口増加に伴い大都市で交通渋滞が発生し,世界的に深刻な社会問題となっている.交通渋滞を緩和することは,経済損失や環境汚染等の問題解消に直結し,大きな効果を生む.交通渋滞の緩和に向けて各車両に経路変更を促し,渋滞解消を図る研究は数多く見られる.本研究は,道路脇や交差点に設置された路側機を用いて交通状況を常に把握しておき,渋滞発生時に動的に一部の車両に経路変更を促すことにより,早期に渋滞を解消する問題を考える.本問題に対しては,渋滞発生箇所周辺の車両に対して複数の経路を用いて経路誘導を行う方法などが提案されているが,これらの手法は渋滞を早く解消することのみを目的としており,各車両が渋滞により経験する運転時間の増加量を考慮しない.本研究では,各車両の運転手の利益を考慮して,全車両の宛先到着までの平均走行時間を最小化することを目指した経路誘導法を提案する.具体的には,各車両は宛先までの最短路を走行していると仮定した上で,渋滞道路に流入する車両のうち,宛先到着時刻の変化ができるだけ小さい迂回路がある車両を優先して経路誘導を行う.シミュレーション評価の結果,提案手法は既存手法と比較して小さな平均到着遅延で渋滞を解消できることを示した.}, pages = {32--40}, publisher = {情報処理学会}, title = {目的地到着時間の増加を抑えて渋滞を緩和する自動車の経路誘導手法}, year = {2021} }